2014年1月6日月曜日

無力な自分

自分は何もできない、とふと思うことがある。

というのも実のところ自分は資格と呼べるものをほとんどもっていないからだ。

持っているのはせいぜい中学のときにとった英検3級、漢検準2級、数検3級ぐらいだ。

免許も持っていない。

大学時代、オーケストラサークルの活動に少々力をいれてはいたが、特に遊んでばかりいたというわけではない。

個人的にはそう思っているのだが、資格などをとるという発想があまりなかった。

今にして思えば、学生時代の残りの時間なんて考えずに突っ走っていたような気がする。

「まだ時間があるからいいや」という考えがあったような気もするし、そんな感じで呑気に構えているうちに、今度は進路の問題で忙しくなり資格の取得まで頭が回らなくなっていたのだと思う。

今にして思えばであるが、当時は大した覚悟もないくせに大学院へ行きそのまま博士課程へ進み研究者の道へ進もうと思っていたので、資格も特に取ろうとは思わなかったのであろう。

今仕事を探そうと思うとどうだろうか。

明確に資格を求められることはバイトや派遣の場合には稀であるが、スキルを求められた場合なにもできない自分に気づく。

いや、多分実際には他人よりできる部分もあるのであろうが、それを客観的に資格という形で示せないのだ。

自分の同級生と話をするとき、私は非常に熟考する、論理的であるといったことがよく挙がる。

とても真似できないと言われることも多い。

そういうものを客観的な指標として示せないので、それすらも本当に自分の長所なのかどうか疑わしくなってくる。

今更ではあるが、人生を甘く見積もっていたつけが今になってまわってきているのだと思う。

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