この本は学生時代に一度読んだことがあるが、結局よくわからず。
題名が怪しい本ということでなんとなく聞いたことがあり、唐突に読みたくなり読んだのだ。
題名が怪しい本ということでなんとなく聞いたことがあり、唐突に読みたくなり読んだのだ。
題名も怪しいが、表紙からして見るからに怪しさを醸し出している。
題名や表紙の怪しさに加え、昔の本だからということもあるが、カタカナ混じりで書かれていることもより怪しさを引き立てている。
全体としての内容も異常であるが、構成が劇中劇ならぬ作中作の形式にもなっているので、訳がわからない。そんな記憶しかない。
日本三大奇書の一つと言われているらしいが、その名にふさわしい意味不明な本である。
夢野久作の作品を全部読んだわけではないが、いくつか読んでみるとこの人の作風は一人称で独白の形で書かれていることが多いということだ。
手元に国語便覧があるので眺めてみるとそういうことが書いてあり、これが夢野久作の特徴らしい。
こういう形式は最近の本ではあまりないので、慣れないと少し独特に感じるだろう。
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