2014年1月5日日曜日

図書館の利用の仕方

今日は一日、図書館で過ごしていた。

今日は図書館の利用方法について思うことを書いてみようと思う。

自分は、杉並区、中野区、新宿区、渋谷区、都立図書館、国立国会図書館に利用登録をしている。(厳密には都立図書館は利用登録は不要だが)

まずは複数登録するに至った経緯を書こう。

以前、自分は札幌の大学院にいた。

そのころから、専門の本の値段の高さや、そもそも自由に使えるお金がないことなどから書籍代に頭を悩ませるようになったり、自宅の本棚に納まりきらなくなった本を眺めて、スペースの問題に頭を悩ませるようになっていた。

そんななかで、書籍の購入の必要性について考えるようになった。

それまでは、「本は身銭をきるものである」というような記述を、確か「三色ボールペンで読む日本語」で読み、余程一冊の値段が高い本でなければ迷わず買っていた。

目安としては5000円くらいまでならあまり迷っていなかったと思う。

しかし、文庫や新書ならまだしも、専門書を2冊ほど買ったらそれだけで一万円ほどにはなってしまう。

そんなことを、馬鹿な自分はお金の減るスピードが早いなー、なんてぼんやりしか考えておらず、気づいたのはずいぶん経ってからだった。

大学院に入って、一人暮らしを始め少しお金に余裕がなくなってきたことや、学科の図書館にある洋書などにも触れるようになると、専門の洋書だと一冊一万円ぐらいのものを目にするようになり、気の向くままに書籍を購入していたら、いくらお金があっても足りないなと絶望感を感じるようになっていた。

その頃には、建前上は「本を身銭をきるものである」といった言い訳をしながら、実際は単に「浪費をしたい」であるとか、「本を収集し、いつでも参照できるようにしたい」といったことが主な理由になっていた気がする。

そのときにこんなことを考えてみた。

もし、お金とスペースが無限にあったとして書籍を思う存分購入できたとしたら自分はどうしたいのだろうか?、と。

その答えは、入手困難な書籍などを含めいろいろな書籍を収集し、貸してほしい人がいれば自由に貸出などをして知識をシェアをしたいということだった。

所有権が自分にあったとしても、書籍の量が増えれば全てを手の届く範囲においておくのは不可能だと思うので、必ずしも近くにある必要はない。

それって、つまり図書館のことでは?自分はまさに図書館を目指そうなど、途方もないことを考えていたのだ。

私は図書館を作りたかったわけではない。

だが、自分が考えていた機能をもつ施設がすでに図書館として存在しているのだからそれを利用すればよいではないかという考えにたどりついた。

それ以来、図書館を積極的に利用するようになった。

2年間の札幌生活を終え東京に戻ってきてからは、それまであまり調べたこともなかった図書館の利用方法について調べてみた。

意外に便利になっていることに感動し、複数の図書館に登録をした。

さて、登録し利用してみての感想である。

まずそれぞれ区立の図書館に登録しているわけだが、区立の図書館といってもそれぞれ6つぐらいづつある。

一応それら全ての図書館が利用できる。

距離が遠い場合でも同じ区内の図書館であれば近くの図書館に取り寄せて利用できるので、実質的に区内全ての図書館の在庫を利用できることになる。

実際に自分の所有になるわけではないが、物欲をごまかし十分に満足させることはできる。

また実質的に無料で利用できるのもよい。(税金で運営されているはずなので、本当に無料なわけではないが。)

また最近はネットからでも予約ができたり、図書館のシステムと連携しているアプリなどもあるので非常に使い勝手がよい。

図書館についてさらにいろいろ調べてみると、区民として図書館の利用登録をしていれば利用できる大学の図書館もあったり、専門のテーマで本を収集している図書館もあったり、館内はとてもきれいな図書館があったりといろいろな図書館があるようである。

まだ行ったことはないが、北区中央図書館東京都現代美術館図書室などが気になっている。

探してみればいろいろ図書館があるようである。これらを有効に活用したい。

その他にも世界には美しい図書館があるようなので是非行ってみたい。


さて、では逆にどのような本であれば購入する必要があると考えているか、それについてはまたの機会にしようと思う。

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