昨日は眠すぎて、ブログを更新せずに寝てしまった。
あまりにもネタがなかったので、映画について書こうと思う。
何十回も、というほど見たわけではないが、何回か見た映画に「ベストキッド」、「魔女の宅急便」と「耳をすませば」がある。ジブリ系でいえば「天空の城ラピュラ」も何回もみたが、進んでみたわけではなくこれはテレビで放送されていればみたという程度。
「ベストキッド」については、オリジナル版とリメイク版があり、オリジナル版はたしか4まである。
自分は、ジャッキーチェンが主演のリメイク版を最初にみて、オリジナル版はまだ3までしかみていない。
個人的な感想としてはリメイク版のほうがメリハリが効いていて好きだ。ドレの屈辱、少林寺拳法の習得の地道さと鮮やかな側面などがオリジナル版より強調されていて、泣けてしまう。
オリジナル版は4まであるが、リメイク版は2以降は制作されないのではないかと思う。公式な発表はされていない気がするが、リメイク版の公開から時間は経っているのに、噂も聞かない。是非2も制作してほしいのだが。
これを何度も見てしまうのは、典型的なサクセスストーリーだからだと思う。ドレはハンさん(ジャッキーチェン)の下で修業するわけだが、ハンさんから与えられる課題の意味を初めは理解できない。しかし、ひたすら繰り返し繰り返し、身に刻まれていくうちに、本人も意識しないうちに体が無意識に反応できる次元まで到達している。そして最終的には、武術大会でライバルを破り優勝するという形で修業の成果が花開く。
その究極系が、映画の中でいえば師匠のハンさんにあたり、前半で4人の少年を相手に戦うが、かなりの離れ技でも自然の流れとしてやってのける。
熟達すれば、傍からみると離れ技でも本人にしてみればなんなくできるようになるといった幻想を抱かせてくれる。
割と自分の価値観はこういった映画に近いと思う。
「魔女の宅急便」は以前も書いたので省略。知らない土地で、最初は異邦人だがその土地の人ととのコミュニケーションの中で自分の存在価値を見出していく、再認識していく、そのことに共感を覚える。映画では土地だったが、これは組織などにでも同じだろう。
「耳をすませば」は、恋愛の側面に魅かれる人もいるのであろうが、自分は進路に悩んでいる若者の描写というのが、共感を覚える。
自分はもう若者というほど若くはないので、自分の可能性を見つけるというよりかは自分の決めた道で進んでいくという立ち位置にいるが、自分の道を決めて精進しているせいじ君と、進路に悩んでいるしずく、普通であるしずくに共感し、なにか発見しようとするその姿勢に引き込まれ、そしてせいじくんとの対比でいろんな人がいるんだということで、みていて自分を納得させられる。
何回も見た、これから見る機会があるだろうという映画ではこんなところが印象に残っている。
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