2019年1月8日火曜日

気になる日本語

基本的に大雑把な人間で、気をつけなければいけないこととかも厳密には守らずスルーする人間ですが、一方で他の人があまり気にしない細かいところが気になってしまう人間で、今までの生活で気になった表現を記録したら、それなりの量になったので記事にしてみる。
  • かわいい娘と子犬
  • 例えば、「かわいい娘と子犬」という文があったとして、「かわいい」という形容詞がどこにかかっているのか気になってしまう。
    「『かわいい娘』と『犬』」なのか、「かわいい『娘と子犬』」なのかということ。
    こういう書き方をされたときに、自分なりの解釈としては、もし「『かわいい娘』と『犬』」の意味で書こうとしているのであれば、『娘』を後ろにもってきて、「『犬』と『かわいい娘』」にしているはずだから、そうではないということは、「かわいい『娘と子犬』」の意味で書こうとしているのだろう、つまり両側修飾なのだろう、と解釈している。
    文脈や前提知識から明らかな場合もあるけれど、そうでないことも多い気がする。
    割とビジネスの現場とかでマニュアルに書いてある文章とかでも、そういうのを見かけることがある。そういう場合には、文脈や前提知識から明らかであったとしても、明示的にわかるように書いてほしいなと思うこの頃。
    これが例えば、そもそも片方だけしか修飾できない形容詞なら、迷うことはないのだけど。
    「幼い子供と車」とか、「大きな岩と水」とか。
    しかも、これは日本語に限った話ではなくて、どの言語(自分は英語しかわからないけど)でも言えることだかた、なお厄介。
  • 〜の〜の
  • 「私の父の会社」とか「彼の弟の自転車」とか、「の」が二回続くとなんとなく気持ち悪い。
    丁寧に回避しようと思えば、回避できる場合が多いけど、そこまでして回避するような言い回しかなと思って、気持ち悪いと思いつつやっぱり使ってしまう。
    厳密に同じではないけど、英語でもofが二回続くとやっぱりなんか気持ち悪い。
  • and/orの表現
  • 随分前の話だけど、NHKのニュースでアナウンサーが 「今年の入団選手は全員ピッチャーとキャッチャーです」という言い回しをしていた。
    「ピッチャー「か」キャッチャーです」が正確な表現だと思うのだけどどうなのだろう。文脈と前提知識から明らかではあるけども、NHKのアナウンサーなんだから正確な日本語を使ってほしい。
  • 二人組
  • これは、「ふたりぐみ」ではなく「ににんぐみ」とどこかで習った気がするけど、NHKのアナウンサーは「ふたりぐみ」と読んでいることが多い気がする。最近ではそれも正しい用法なのか?
  • 入水自殺
  • これも、「じゅすい」と読むはずで、実際今この文章を書くときも「じゅすい」できちんと変換された。でもNHKの人は「にゅうすい」と読んでいる。。。
  • とか
  • これは、自分が聞いている限り、NHKに限った話ではないけれど、並列的なことを表現するときに「とか」を使う人が多い気がする。
    「とか」だと口語的な感じがしてしまうし、実際そう習った記憶があるのだけれど。
    「〜や〜など(と)」という方がフォーマルな感じがするのだけど、最近の人はそうでもないのかな。
他にもまだある気がするけれど、日々気になった言い回しで記録しているのは、今のところこんなところです。

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