- かわいい娘と子犬 例えば、「かわいい娘と子犬」という文があったとして、「かわいい」という形容詞がどこにかかっているのか気になってしまう。
- 〜の〜の 「私の父の会社」とか「彼の弟の自転車」とか、「の」が二回続くとなんとなく気持ち悪い。
- and/orの表現 随分前の話だけど、NHKのニュースでアナウンサーが 「今年の入団選手は全員ピッチャーとキャッチャーです」という言い回しをしていた。
- 二人組 これは、「ふたりぐみ」ではなく「ににんぐみ」とどこかで習った気がするけど、NHKのアナウンサーは「ふたりぐみ」と読んでいることが多い気がする。最近ではそれも正しい用法なのか?
- 入水自殺 これも、「じゅすい」と読むはずで、実際今この文章を書くときも「じゅすい」できちんと変換された。でもNHKの人は「にゅうすい」と読んでいる。。。
- とか これは、自分が聞いている限り、NHKに限った話ではないけれど、並列的なことを表現するときに「とか」を使う人が多い気がする。
「『かわいい娘』と『犬』」なのか、「かわいい『娘と子犬』」なのかということ。
こういう書き方をされたときに、自分なりの解釈としては、もし「『かわいい娘』と『犬』」の意味で書こうとしているのであれば、『娘』を後ろにもってきて、「『犬』と『かわいい娘』」にしているはずだから、そうではないということは、「かわいい『娘と子犬』」の意味で書こうとしているのだろう、つまり両側修飾なのだろう、と解釈している。
文脈や前提知識から明らかな場合もあるけれど、そうでないことも多い気がする。
割とビジネスの現場とかでマニュアルに書いてある文章とかでも、そういうのを見かけることがある。そういう場合には、文脈や前提知識から明らかであったとしても、明示的にわかるように書いてほしいなと思うこの頃。
これが例えば、そもそも片方だけしか修飾できない形容詞なら、迷うことはないのだけど。
「幼い子供と車」とか、「大きな岩と水」とか。
しかも、これは日本語に限った話ではなくて、どの言語(自分は英語しかわからないけど)でも言えることだかた、なお厄介。
丁寧に回避しようと思えば、回避できる場合が多いけど、そこまでして回避するような言い回しかなと思って、気持ち悪いと思いつつやっぱり使ってしまう。
厳密に同じではないけど、英語でもofが二回続くとやっぱりなんか気持ち悪い。
「ピッチャー「か」キャッチャーです」が正確な表現だと思うのだけどどうなのだろう。文脈と前提知識から明らかではあるけども、NHKのアナウンサーなんだから正確な日本語を使ってほしい。
「とか」だと口語的な感じがしてしまうし、実際そう習った記憶があるのだけれど。
「〜や〜など(と)」という方がフォーマルな感じがするのだけど、最近の人はそうでもないのかな。
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