2014年2月17日月曜日

テレビ画面の向こう側

気付くと時間を取れれているので、なるべくテレビはみないようにはしている。

といっても実家暮らしで、そんなに広い家でもなく、家族がテレビをみているので、ついつい誘惑に負ける事も多いのだが。

特に冬場は。自分の部屋は寒いしあまり綺麗ではないので、暖かいリビングに居座ってしまうのだ。




騒がしいバラエティはあまり好きではないが、それでもいくつか好きな番組がある。

どれということではないが、気楽な番組だ。

例えば、ぷっすまとか、もやもやさまぁーず、まつこ有吉の怒り新党、ぶらり途中下車などである。

スタジオでのバラエティは基本的には苦手だ。(よほど内容がしっかりしている場合などは別)




今まで、テレビを意識していない発言や、あえて逆に素人のようにテレビを意識した発言、やる気をあえて放棄した振る舞いなどが魅力的なのだと思っていた。

つまり、気楽に観れるし、逆にテレビを意識していないからこそのライブの本音がでている感じがして、面白かった。

それ以外のバラエティでは、テレビを意識したテレビ向けの側面で、全てが予定調和のようで好きではなかった。

でも少し考えてみたところ、それ以外にも理由があるようだった。

一つはラフな段取りでもなんとか「作品」になる、と思わせてくれ、テレビの中の世界が手の届きそうな世界にあると思わせてくれること、もうひとつは出演者が気取らずにとても自然体なので、よそ行きの顔をつくるのが苦手な自分としては、あれぐらいなら自分でも出来そう、と思わせてくれることだった。




番組を進行する以上、多かれ少なかれ段取りはしているだろう。実際は自分が想像しているよりかは綿密に段取りを組んでいるのかもしれない。

しかし、一見したところ段取りが少なそうな番組をみることによって、綿密な段取りや場の仕切りが上手くない自分にとっては、そんな自分でもなにか作れそうという気にしてくれる。




また作る側ではなく、出演する側で想像をしてみても、よそ行きの顔をつくるのが苦手な自分としては、あんなテンション低くてもいいんだとか、あまり筋が通ってない適当な発言をしてもいいんだとか、そういう姿をみると、なんか自分でも出演できそうな気がしてくる。




そういう番組のほうが割と長く続いている感じがするので、特別テレビをその時間に合わせてみているわけではないのだが、なんだかうれしい。

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