2019年3月2日土曜日

『暴走する能力主義 -- 教育と現代社会の病理』





思ったよりも難しい本だった。結構しっかりした社会学の本。

(個人的には、だけど)途中から一気に難しくなる。

「メリトクラシーの再帰性」という理論を展開している。

そもそも、自分はメリトクラシーなんていう言葉を初めて知った。日本語でいうと能力主義のことらしい。

いま人々が渇望しているのは、「新しい能力を求めなければならない」という議論それ自体である。


という主張に向けて、本文進んでいく。

一通り読んでみると、そう言われればそうかも、という感じがしてくる。

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