2016年6月19日日曜日

TeXのパッケージのインストール

前回は、最低限TeXが動くようにするところまでは行ったので、パッケージをインストールする方法について書きます。

とりあえず、bm.styを使えるようにすることを目標にします。

CTANからダウンロード

まずはCTANというTeXのパッケージなどをまとめているサイトへ行き、必要なファイルをインストールします。
検索Boxのところにキーワードを打ち込んで欲しいパッケージをまずは見つけます。今回は「bm」と打ちました。

検索をすると、このような画面になります。

「Package bm」のリンクをクリックします。


TDS archiveの行にある.zipファイルをクリックすればダウンロードされます。
それを解凍します。
今回の場合、解凍されてできるのは、latex-tools.tdsです。

styファイルの生成

styleファイル(拡張子が.styのファイル)は.insのファイルと.dtxのファイルから生成します。
今回の場合はbm.insとbm.dtxのファイルです。まずはこの二つのある場所を探します。
探してみると、latex-tools.tds→source→latex→toolsの中にあることがわかります。

カレントディレクトリをtoolsに移動します。(絶対パスで移動するなり、相対パスで地道に移動するなりして)

そこで、
hiroshi-no-MacBook-Air:tools hiroshi$ sudo latex bm.ins

とコマンドを打ちます。例によってパスワードを求められるので自分のPCのパスワードを入力します。
そうすると、以下のような処理が始まり、bm.styが生成されます。あとbm.logもできます。
This is pdfTeX, Version 3.14159265-2.6-1.40.16 (TeX Live 2015) (preloaded format=latex)
 restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./bm.ins
LaTeX2e <2015>
Babel <3 .9l=""> and hyphenation patterns for 79 languages loaded.
(/usr/local/texlive/2015/texmf-dist/tex/latex/base/docstrip.tex
Utility: `docstrip' 2.5e <2014>
English documentation    <2014>

**********************************************************
* This program converts documented macro-files into fast *
* loadable files by stripping off (nearly) all comments! *
**********************************************************

********************************************************
* No Configuration file found, using default settings. *
********************************************************

)

Generating file(s) ./bm.sty 

Processing file bm.dtx (package) -> bm.sty
Lines  processed: 1679
Comments removed: 1262
Comments  passed: 5
Codelines passed: 403

 )
No pages of output.
Transcript written on bm.log.



もし、
sudo: latex: command not found

とかいうエラーがでたらそれはPATHが通っていません。

hiroshi-no-MacBook-Air:tools hiroshi$ PATH=/Library/TeX/texbin:$PATH

として「Library/Tex/texbin」にPATHを通してから再度実行しましょう。

生成したファイル類をまとめる。

生成に要した.insと.dtxと、生成された.styと.logを別フォルダにまとめます。

「/usr/local/texlive/texmf-local/tex/latex/local」の中に、新しいフォルダを作成します。
今回は「bm」という名前のフォルダにしておきます。
その中に、上記4つのファイルを移動させれば完了です。

これでbmというパッケージが使用できるようになります。
参考にしたページや文献・書籍
パッケージについて
CTAN

El'CapitanにMacTeXのインストール

最近、TeXで資料を作らなければならない状況があったため、TeX環境を入れました。

まあ過去にwindowsとかに入れたこともあったりするのですが、Macに入れる手順も自分の忘備録として残しておきたいと思います。

前提としている環境は以下の状況です。

Homebrew Caskのインストール

まずHomebrewの拡張であるHomebrewcaskをインストールします。
ターミナルを開き以下のようにコマンドを実行します。
hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$ sudo brew tap caskroom/cask

sudoで実行しているので、パスワードを求められます。自分のパソコンにログインするときのパスワードを入力すると、以下のように処理が始まります。
==> Tapping caskroom/cask
Cloning into '/usr/local/Library/Taps/caskroom/homebrew-cask'...
remote: Counting objects: 3710, done.
remote: Compressing objects: 100% (3655/3655), done.
remote: Total 3710 (delta 63), reused 865 (delta 34), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (3710/3710), 6.48 MiB | 880.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (63/63), done.
Checking connectivity... done.
Tapped 1 formula (3,675 files, 15.2M)
hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$

処理はすぐ終わるので、終わったらさらに次のようにコマンドを打ちます。

hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$ sudo brew install caskroom/cask/brew-cask

そうすうと以下のようになります。

==> Installing brew-cask from caskroom/cask
==> Cloning https://github.com/caskroom/homebrew-cask.git
Cloning into '/Library/Caches/Homebrew/brew-cask--git'...
remote: Counting objects: 3408, done.
remote: Compressing objects: 100% (3369/3369), done.
remote: Total 3408 (delta 56), reused 528 (delta 18), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (3408/3408), 5.88 MiB | 4.06 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (56/56), done.
Checking connectivity... done.
Note: checking out 'b4c92f3658d47712aa6114fb29be50a763cf78ee'.

You are in 'detached HEAD' state. You can look around, make experimental
changes and commit them, and you can discard any commits you make in this
state without impacting any branches by performing another checkout.

If you want to create a new branch to retain commits you create, you may
do so (now or later) by using -b with the checkout command again. Example:

  git checkout -b 

==> Checking out tag v0.60.1
==> Caveats
You must uninstall this formula. It is no longer needed to stay up to date,
as Homebrew now takes care of that automatically.
==> Summary
🍺  /usr/local/Cellar/brew-cask/0.60.1: 4 files, 7.6K, built in 11 seconds
hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$

MacTeXのインストール

いまインストールしたHomebrewCaskを使ってMacTeXをインストールします。
同様にターミナルで次のように打ちます。
hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$ sudo brew cask install mactex

つぎのような処理が始まります。

==> We need to make Caskroom for the first time at /opt/homebrew-cask/Caskroom
==> We'll set permissions properly so we won't need sudo in the future
==> Downloading http://tug.org/cgi-bin/mactex-download/MacTeX.pkg
######################################################################## 100.0%
==> Verifying checksum for Cask mactex
==> Running installer for mactex; your password may be necessary.
==> Package installers may write to any location; options such as --appdir are ignored.
==> installer: Package name is MacTeX-2015
==> installer: Installing at base path /
==> installer: The install was successful.
🍺  mactex staged at '/opt/homebrew-cask/Caskroom/mactex/20150613' (2.5G)
hiroshi-no-MacBook-Air:~ hiroshi$

特に問題なく完了すれば、Finderのアプリケーションディレクトリの中にTeXのフォルダができています。


で、そのTeXフォルダの中にはこんなものが入ってます。


TeXShopがいわゆる統合開発環境です。

PATHを通す

しかし、このままではまだTeXは動きません。

試しにTeXshopを起動し、こんな感じで打ってみます。

これで左上に表示されている「タイプセット」のボタンを押せばpdfファイルが出力されるはずなのですが、こんなエラーが表示されてしまいます。




どうやらいろいろ調べてみると、El'CapitanからPATHを通す場所が違うようです。

画面左上から「TeXShop→環境設定→内部設定」と進み、パス設定の中の「(pdf)TeX」を編集します。

デフォルトは、「/usr/texbin」になっているようですが、これを消して、「/Library/TeX/texbin」と入力します。

それで「OK」を押します。

それでもう一度「タイプセット」を押すと、無事pdfファイルが出力されます。されるはずです。されなかったらごめんなさい。

ちなみに、ターミナルのほうで直接PATHは通す必要はないようです。
シェルのコマンドでPATHからTeXに関するコマンドを削除しても、少なくとも上記環境設定でPATHが通っていれば大丈夫なようです。


最低限の記述はこれでできるようになりましたが、パッケージなどはまだ使えません。

パッケージのインストール方法は、これはこれでまた若干手順があるので、またの機会にします。


2016年6月14日火曜日

ルーを使わないカレーを作りました。

以前紹介したカレー屋さんのカレーがすごく美味しく、いつか自宅でも再現してみたいなーと思っていました。
(前、浅草橋で食べたカレー。まだあるのかな。オススメのお店(カレーその2))

今日は休みだし、普通のルーを使うカレーは問題なく作れる自信があるので、せっかく気も向いたし挑戦してみることにしました。

材料は以下。

  • 鳥もも肉(250gぐらい)
  • たまねぎ(2個)
  • ジャガイモ(3個)
  • トマト缶(ホールトマト、1缶)
  • カレー粉(適当)
  • はちみつ(適当)
じゃがいもはたまたま3個余ってたので3個使いました。適当でいいと思います。


手順

やってみた手順を書きます。結論からいうとこれは失敗した手順です。いろいろミスってます。自分の反省として書いているのでこれは参考にしないでください。
  1. 鳥もも肉を炒める
  2. そこにジャガイモを入れて炒める(→この時点で失敗したなーと思った。順番逆だしね。そしてやはり最終的にジャガイモに火が通りきってない、という。。。)
  3. 一旦炒めたものを取り出し、たまねぎをみじん切りにしたものを炒める。(一般的にはきつね色になるぐらいまで炒めるらしい。)
  4. そこにカレー粉を加えてさらに炒める。
  5. 最初に炒めたお肉とジャガイモを投入。
  6. トマトも投入し炒める。
  7. 最後にカレー粉を追加したり、はちみつを加えて味を整える


完成!

そして完成したのがこれ。


感想

まず上にも書いたけど、肉を炒める順番とジャガイモを炒める順番を間違えました。トマトとかいれて煮て最終的に火が通るかなとか思ってましたが、考えが甘かったです。。。

あと、玉ねぎを入れすぎたかもしれない。食べてみると玉ねぎの味が主張しすぎ。もっと控えめでもいいかな。。。
玉ねぎ2個とか書いてありますが、一つ一つが大きかったので、みじん切りした時点でも結構な量になってたからそれも原因かも。

いくつかネットで調べてみたけど、上の材料からジャガイモだけ抜いた、ぐらいがミニマムの材料ではないかな。
もちろんこだわればいろいろ追加できますが。


まあ、初めてだったのでうまくはいきませんでしたが、前に食べたおいしいカレーをちょっとだけ再現できました。

普段のルーを使って作るカレーとは全然違いますね。

次作るときは今回の反省を踏まえて作ろう。

2016年6月1日水曜日

Finderで隠れているフォルダを探す

今回、OpenCV3のインストールで格闘しているときに、最初は隠れているファイルやフォルダの見つけ方がわかりませんでした。
Finderで普通に開いても表にあるファイルしか表示されないし。
コマンドとかを使わずに、裏のフォルダを見る方法などを紹介します。

すごい今更な感じがするし、検索すればたくさんでてくるとは思いますが。

Finderで隠れているフォルダを開く

これはFinderを普通に開き、Shift+Command+Gを押すと、パスを入力できるようになります。

Finderを開く。

Shift+Command+Gを押すと、パスの入力ボックスがでてくる。

ここで、「/」とか、「/usr」とか入れればそのフォルダへ移動できて、Finderで中身を確認できます。

絶対パスの調べ方

Finder上で表示されているフォルダやファイルをターミナルへドラッグすれば、絶対パスが表示されます。

その他

今回の 件とはあまり関係ないですが、どこに挿し込むか迷ったので、ここに書いておきます。
バックスラッシュはOption+¥で入力できます。
「Option+¥  = \」です。

参考にしたページや文献・書籍
Finder上で簡単に絶対パスを知る方法

2016年5月5日木曜日

思い出の曲

LFJ最終日にも行ってきました。

今日は室内楽二つとオーケストラを聴きました。

シェーンベルクの弦楽六重奏がすごい良かったです。

なんか和音がまたちょっと独特な感じで、面白かったです。

でViolaの音がいい味を出していて個人的はそれだけでもう満足でした笑)



あと、シューベルトのピアノ五重奏曲『ます』。

これは、アルデオ弦楽四重奏団の演奏です。今回度々登場している、ヤン・ミサさんがいるカルテット。

ちょっとまたヤンさんが出てくるのを期待していましたが、編成が少し違うようででていませんでした。

それでも素晴らしい演奏でした!




で、最後に聴いたのは、シューマンの『春』。

これは思い入れのある曲です。

高校で自分が執行学年のときに演奏し、さらに大学のとき自分がトップで演奏しました。

そんな曲を一番前の席の真ん中あたりで、贅沢に聞けました。

自分でも弾いたことがあるから、曲の構造がわかっているから、より楽しめました。

でもなんど聴いても難しそう。

フェルマータがたくさんあったり、テンポが緩んだり、速くなったりが結構あるので、合わせるのが大変。

一番前で細かいところまで、見ちゃうと、微妙にタイミングあってないんじゃないかと思うところがちょこちょこありました。

やっぱり難しいよ。

一楽章の序奏明けのAllegro VivaceのViolinですが、全員が弾けるとあんな感じになるんですね。すごい。。。

思い入れのある曲をプロの演奏で、しかも間近で、聴けて満足でした。


2016年5月4日水曜日

立夏の季節

明日、5月5日は立夏らしいです。

さっきニュースでやってました。

この時期は春と夏の両方の 顔があるとのこと。

気温はそれほど高くないけど、日差しは強い。これだけきくと過ごしやすいイメージだし、実際過ごしやすいと思うんですがどうでしょう。

幸いにも、雨は夜の間に降ってくれて、晴れのなかLFJの二日目に行ってきました。

体力ないな。。。もう若干疲れてる。。。




今日は全部で5公演聞いてきました。

室内楽 系と現代曲っぽいのを中心に聴きました。

もともとチケットを予約したときは、奇抜で斬新な演奏をイメージしていたのですが、演奏のスタイル自体は、普通のクラシックの形式を自然に踏襲しておりました。




好きだった演奏は、午前中のヴィヴァルディのバイオリンコンチェルトとか、夕方の「四季」のリコンポーズとか。

昨日のヤン・ミサさんの演奏もそうだけど、アンサンブルできている、というよりもっと踏み込んで演奏中に積極的にコミュニケーションしているって感じの演奏が好きなのかもしれない。

言語とは別のチャネルでコミュニケーションをしているっていう感じが堪らない。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ2016)へ行ってきました。

今日は待ちに待ったラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパンへ行ってきました。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

LFJ2016(Facebookページ)


去年は、当日に行ってしまったためチケットも思うように購入できず十分に楽しむことができませんでしたが、今年は1ヶ月ほど前から準備して参戦?しました!


個人的には室内楽や前衛的な曲(現代曲とか)を聴くことを一応目的にしています。

今日一番始めに聴いたのは、ハイドンのカルテット。

ファーストバイオリンをヤン・ミサさんが弾いておりました。

去年バイオリンコンチェルトを弾いていて、かなり感動したので是非また聴きたいなと思ってました。

やっぱり素晴らしいです!!適切な表現かわかりませんが迫力があるというか。期待を裏切らないですね!


でそのあと、グラスという作曲家のバイオリン協奏曲第2番「アメリカの四季」を聴きました。
初めて聴く曲でした。かなり現代の曲。なんか和音も現代曲っぽい感じでした。



しばらく時間は空いて夜、渋さ知らズオーケストラを聴きに行きました。

ちょっとイメージとは違いましたが、斬新。

かなりいろんな要素が混じった公演でした。

まず、楽器だけでも、バイオリンやトロンボーン、チューバ、ピアノあたりまではいいとして、ドラム、ギター、歌などなどがあり、それに加え仮装をしたダンスが入ってきて、、、とまあつまりカオスでした笑)

しかも予定では45分の公演のはずなのに、始まる前のアナウンスで90分に延長になりましたとか、やり放題?な状態笑)
こういう適当?なの好きです。

でも残念ながら、自分は次の公演もチケット買ってしまっていたので、途中退出。


最後は、ヴィクトロアの「青龍」とグリーグのピアノ協奏曲を聴きに行きました。

ヴィクトロアもかなり現代の作曲家。グリッザンドとか多用してて、少し古典的な曲とは違う雰囲気でした。チェロがネックを叩いて演奏していたのが、現代曲っぽいなと思いました。



さすがに朝から晩までいると疲れた。

明日はもっとたくさん公演を聴く予定だけど大丈夫かしら。。。汗)