とりあえず、bm.styを使えるようにすることを目標にします。
CTANからダウンロード
まずはCTANというTeXのパッケージなどをまとめているサイトへ行き、必要なファイルをインストールします。検索Boxのところにキーワードを打ち込んで欲しいパッケージをまずは見つけます。今回は「bm」と打ちました。
検索をすると、このような画面になります。
「Package bm」のリンクをクリックします。
TDS archiveの行にある.zipファイルをクリックすればダウンロードされます。
それを解凍します。
今回の場合、解凍されてできるのは、latex-tools.tdsです。
styファイルの生成
styleファイル(拡張子が.styのファイル)は.insのファイルと.dtxのファイルから生成します。今回の場合はbm.insとbm.dtxのファイルです。まずはこの二つのある場所を探します。
探してみると、latex-tools.tds→source→latex→toolsの中にあることがわかります。
カレントディレクトリをtoolsに移動します。(絶対パスで移動するなり、相対パスで地道に移動するなりして)
そこで、
hiroshi-no-MacBook-Air:tools hiroshi$ sudo latex bm.ins
とコマンドを打ちます。例によってパスワードを求められるので自分のPCのパスワードを入力します。
そうすると、以下のような処理が始まり、bm.styが生成されます。あとbm.logもできます。
This is pdfTeX, Version 3.14159265-2.6-1.40.16 (TeX Live 2015) (preloaded format=latex) restricted \write18 enabled. entering extended mode (./bm.ins LaTeX2e <2015> Babel <3 .9l=""> and hyphenation patterns for 79 languages loaded. (/usr/local/texlive/2015/texmf-dist/tex/latex/base/docstrip.tex Utility: `docstrip' 2.5e <2014> English documentation <2014> ********************************************************** * This program converts documented macro-files into fast * * loadable files by stripping off (nearly) all comments! * ********************************************************** ******************************************************** * No Configuration file found, using default settings. * ******************************************************** ) Generating file(s) ./bm.sty Processing file bm.dtx (package) -> bm.sty Lines processed: 1679 Comments removed: 1262 Comments passed: 5 Codelines passed: 403 ) No pages of output. Transcript written on bm.log. 2014>2014>3>2015>
もし、
sudo: latex: command not found
とかいうエラーがでたらそれはPATHが通っていません。
hiroshi-no-MacBook-Air:tools hiroshi$ PATH=/Library/TeX/texbin:$PATH
として「Library/Tex/texbin」にPATHを通してから再度実行しましょう。
生成したファイル類をまとめる。
生成に要した.insと.dtxと、生成された.styと.logを別フォルダにまとめます。
「/usr/local/texlive/texmf-local/tex/latex/local」の中に、新しいフォルダを作成します。
今回は「bm」という名前のフォルダにしておきます。
その中に、上記4つのファイルを移動させれば完了です。
これでbmというパッケージが使用できるようになります。
これでbmというパッケージが使用できるようになります。
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