他にも湊かなえさんの作品は読んでいるが、記事を書くタイミングの都合上、読んだ順番とは一致してない。
数年以上前に『告白』を読んで、かなりインパクトを受けた。
他の作品も読みたいなぁと思いつつ、しばらくいわゆる「読書」からは遠ざかっていて、久しぶりに小説を読み始めた。
やっぱり、自分のような認知が捻れている人間には、湊さんの作品は「刺さる表現」、「刺さる描写」が多い。
「人の死ぬ姿がみたい」という動機から物語が進行していくのだが、その動機も猟奇的な動機というより、もっと深いところから出てきている動機のようで、その辺の心理描写がとても共感できる。
お互いの認知の歪みというか誤解がある意味で解消されて次のステージに進んだ感じの終わり方が気持ちがいい。
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