さて、今日は『名探偵コナン劇場版 銀翼の奇術師』をみた。
これも以前一度みたことがあったが、最後の航空パニックのシーンしか印象がなかったので、改めてみてみた。
ストーリーとしては3つのパートに分かれている。
怪盗キッドが宝石を盗むという挑戦状をよこしてくる。
それを舞台の本番で実行されるとにらみ待ち構えるが、キッド自身は現れるが、盗みは行われないし、キッドも捕まえ損ねるというところまでが第一段。
その後話は、舞台本番の打ち上げの話に移る。
打ち上げで函館に行くための飛行機の中で、殺人が起こる。
この殺人事件自体はキッドとは関係なく、内輪もめ。
凶器は化粧品に混ぜた毒。
じわじわと毒が肌に浸透してはいたのだが、化粧品がついた指で、チョコレートを食べたのが、決定的にきき死亡する。
そこまでが第二段。
第三段は、殺された人と機長副機長が知り合いだったので、殺される前に、コックピットに挨拶をしにいっていた。
そのとき挨拶として、手にキスをしていたのだが、そこから微量ながら毒をくらってしまい、機長副機長がともに昏睡状態となる。
それを不時着させようとするも、雷が落ちたり、風にあおられたり、エンジンが脱落したりと、いろいろ起こる。
その中で何とか不時着をさせて、エンディング。
改めてみてみたけど、印象に残ってない理由がなんとなくわかった気がする。
話の焦点がどこにあるのかいまいちわからないからだ。
最初は宝石を盗もうとしていた話だったのに、途中から関係ない内輪もめになり、最後は航空パニック。
宝石の話は最後のほうでチラッと触れられるだけ。
でも話の本題以外の部分の掛け合いは、やっぱりたまらないですね。
コナン(新一)はなんであんな法律や航空機の構造も知ってるんだよ笑)
っていうかバレるだろ笑)
それがまたおもしろい。
あと一番最初、屋上でキッドと対峙したシーンのこと。
コナンの方が先に、屋上から足を滑らせて落ちるふりをして、先に仕掛けたけど、あれはある意味キッドのことを知っているからこそできたのかなと思う。
もちろんパラシュートはもっていたからできたわけだけど、落ちればキッドは必ず助けにくるだろうという確信があったのだと思う。
そういう意味では、キッドのことを完全な悪とはみなしていないのではないかと思う。
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