今日は、自分のヴィオラの先生主催の発表会だった。
大きなコンサートではなく、小さなサロンを借りて行う、身内の発表会だ。
途中何度か参加できないことはありましたが、毎回参加していると、演者の顔ぶれも見慣れた人が増えてくる。
一方で、毎年新しい人も入ってくるので、初心者の人はメリーさんの羊とかからの人もいた。
そんな私は、テレマンのヴィオラ協奏曲ト長調 を演奏した。
1楽章と2楽章だけだけど。
これはヴィオラ弾きの中では割と有名な曲で(多分)、適度な難易度なので割と早い段階で挑戦することが多いとは思うのですが、実は10年ヴィオラをやっていてまだちゃんと本番としてはやったことがなかったので、回収しておきたいなと思いこの曲を選曲した。
1楽章はともかくとして、2楽章がなかなか大変。音符が細かい。
やっていることはそんなに難しくはないのですが、ところどころ地味に音が取りにくいところがあるのです。
そういう難所があったり、あるいはいざ本番になると緊張して頭が白くなることが目に見えているので、(小さいコンサートではありますが)本番で頭が白くなっても体が楽譜を覚えてくれているか不安で、数日前とかは、なんども弾き込んでいた。
練習、兼確認作業的な。どれだけ弾いいても不安が消えなかった。
ソロだと、全部バレるので、オケ以上に必死だ。っていうかオケもそれぐらい必死になろう。
最終的には、普段の練習では、ほぼ暗譜するぐらいまで練習したのだが、その難所を含め、普段ならミスしないなんでもないところまでミスをしてしまった。
というか、普段ミスしないところをミスしたせいで、気が少し動転し他の部分まで影響した気がする。
結局ミスはしてしまったが、それでも、「最低でもこれぐらいは練習しなくてはダメ」、「暗譜してさらにその先へ行くにはこれぐらいの練習量」といった目安が再確認できたので、それを次に活かしていきたいと思う。
結構今回は、弾き込んで、本番でも今まで以上にいい仕上がりだと思っていたのだが、それでも本番はミスをする。
やっぱりもっと、しつこく、ねちねち、体に刷り込まないといけないのだろう。
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