2019年6月9日日曜日

『疑似科学と科学の哲学』



タイトルの印象とは違って、中身は割と真面目な本。

「科学とは何か」ということを、「疑似科学と科学の線引き問題」を題材として、砕けた口調で、でも内容はしっかりと考察している本。

今まで、わりとはっきり線引きできるものだと思っていたけど、いざ真面目に線引きしようと思うと、厳密には難しい。

この本での結論としては、「明確な線引きというのは難しそうなので、そういう戦略をとるのではなく、色々なチェック基準を設けて、それを『どの程度満たしているか』という感じで程度問題として扱うのがいいのではないか」と結んでいる。

グレーゾーンが出てきてしまうけれど、一方では、明確な科学と明確な疑似科学があることも間違いはないわけだから。

参考文献も豊富に紹介されている。

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