2018年11月9日金曜日

分断されている世界

昨日のこと。

いろいろと複雑な事情から、日雇いのアルバイトをした。

倉庫での検品作業。

ここ最近はいろいろ底辺すぎて、とりあえず少しでもいいのでお金が必要だったのだ。


時給1000円という低賃金。東京だと低い方だと思う。

わりとオフィス街近くの駅から倉庫まで無料送迎バスがあり、それで港湾エリアの倉庫へ向かう。

朝、オフィスビルへ出社していくいかにも大企業のサラリーマン達を横目に、無料送迎バスの到着を待つ。

ビルへ吸い込まれていく人たちはみなスーツで革靴だが、自分は軽作業なのでスニーカー。

バスが出発しオフィスエリアから人が少ない港へ進んでいくと、まるで奴隷になって世間から隔離されたような気がした。

港へ向かうので、視界はだんだんひらけてくる。その開けた視界から遠くに高層ビル群がみえる。

倉庫の作業だって、誰かがやらなければならない必要な仕事ではあるのだろうが、その光景をみていると、世界が分断されているような気がした。

まるで、カイジのような世界だなと思った。



ひたすら惨めな世界。それに誇りを持って仕事をしている人には申し訳ないけど。


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